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おまとめローンと債務整理はどちらが有利?

借金返済が苦しい場合、おまとめローンを利用して借金を整理しようとすることが多いですが、おまとめローンにはデメリットや落とし穴があります。

借金問題を解決したい場合、おまとめローンと債務整理は、どちらにメリットが大きいのでしょうか?

今回は、借金整理方法として、おまとめローンと債務整理のどちらが有利なのかをご説明します。

 

おまとめローンを利用しても利息がかかる

おまとめローンを利用すると、借金の返済が楽になると思われていますが、必ずしもそうとは限りません。

おまとめローンも1種の借金なので、当然利息がかかります。銀行の利息も結構高いので、以前の借金の利息が低かった場合には、おまとめローンを利用してもあまり支払が楽にならないことがあります

おまとめローンで総支払額が増える!

おまとめローンでは、ローンの支払期間が長く設定されていることが多いです。このことにより、月々の返済額が抑えられるからです。

しかし、おまとめローンには利息がかかるので、借金の支払期間が続く限り利息の支払いが必要になります。そうすると、おまとめローンで支払期間が延びる分、借金の総支払額は、おまとめローン利用前より上がってしまうこともあります。

おまとめローンで借金が増えることも!

おまとめローンを利用すると、借金が増えてしまうことがあります。

おまとめローンでは、借入限度額が高いので、ローン利用後にお金が必要なとき、借り増しをしてしまいがちだからです。また、おまとめローンによって以前の消費者金融などの借金を完済すると、それらの借入先から借入の勧誘が来ます。そうすると、ふとしたきっかけで以前の借入先(消費者金融など)からも借金をしてしまい、気づけば借金が倍増しているということもあります。

債務整理をすると根本的な解決が可能

以上のようなデメリットがあるおまとめローンに対し、債務整理を利用すると、どのような手続きでも利息は0になります。
自己破産をすると借金元本も0円になります。
さらに、債務整理をするとブラックリスト状態になるので、借り増しができず、借金が増えることはありません

このように、債務整理をすると、借金問題を根本的に解決することができるのです。
そこで、借金を整理するなら、おまとめローンよりも債務整理の方が有効だと言えます。

今、借金問題に苦しんでいておまとめローンか債務整理か悩んでいる方は、まずは一度、弁護士や司法書士事務所に債務整理の相談をしてみてはいかがでしょうか?